札幌市中央区、最寄りの地下鉄で言えば、西28丁目。其の界隈に itbeという、ちょとしゃれた
バーが、あります。その itbe で毎月第一月曜日の夜に茶会家楽志さんと itbe寄席をしつこく
やらせて頂いています。本日のお客様は5名です。でも遠くは厚別からわざわざお越しいただく
楽志さんの自称オッかけの御贔屓さんもいらっしゃいます。
高座も、バーカウンターの上です。普段のBGMを急きょ 出囃子に変えての寄席ではありますが、
近頃は楽志さんと、二席づつ、都合四席も行います。
五名のお客様の中で、とても泥酔状態の紳士が、いらっしゃいました。そういえば、このitbe寄席の
初回にお越し頂いたお顔でした。ちょと強面で、しかも泥酔です。
先ずは楽志さんの先行ではじまりました。でもその紳士は泥酔。私の出番です。仕方がないので
本膳やってみました。聞いては頂いていらっしゃいますが、泥酔のおひとりだけ笑って頂きません。
うーん、次は何をやろうか、死神うーん。迷いました。結局、鼻ほしい に、してみました。
少し微笑みを浮かべて聞いて頂けるようになりました。
そして、最後のさげ で、その紳士はおなかを抱えて初めて笑って頂きました。
事後、その紳士はわざわざ端から、私の席のとなりまでお越し頂きました。
≪初回みました者です。今回で十八番さん、化けましたね。初回の時の顔つき、風采全く違います。これならまた来ようと思わせる域までに達しました。≫
声もよくなったとたいそうな。その方はベースマン。落語も歌も音楽も同じで本物の考えをもっていなkればならないというのです。しかりです。